昨日の記者会見で市長は、「自分の耳に入っていないからといって新庁舎建設延期を求めるのは乱暴だ」と私たちの活動を批判し、きちんと市民に説明を尽くして事業を進めてきたと再度強調しました。
市民の耳に入っていなかったのはなぜか、問われたことはないのでしょうか。決めるプロセスに市民を積極的に参加させず自分たちだけで決めたことを、「こう決まりました」と報告するだけで「説明した」としているからです。民主主義のための説明をしていないからです。こんな態度こそ「乱暴」ではないでしょうか。
2012年に出された「対話による協働のまちづくり宣言」で、市長を先頭に職員が市民の中に出掛け、まちづくりの主役たる市民と対話し協働するとうたっていた松江市です。市長には、15,000人以上もの市民の署名について、もっと重く受け止めていただきたいと思います。
呼びかけ人代表 片岡より

「松江市長 松浦正敬オフィシャルホームページ(2020/06/24)」を読んで、事の始まりを理解しました。この文章中の興味深い箇所を抜き出してみます。「橋南選出の議員から強い反対が出て大変な混乱になった」「移転となると出席議員の3分の2の賛成が必要」この二つから、市長は「また橋南と橋北の争いになったら、議員の3分の2の賛成を得るのが大変だ」という考えだったと思います。このことは私の考えすぎでなく、市長がわざわざ書いたことで間違いないと思います。そこで、市民から意見を求めると厄介だから、イエスマンの議会を問題なく通過させ、突っ走ってしまえという事です。現実には橋南と橋北の争いは起こらず(他の地域から住民になった人も多い)穏やかな提案が集まっています。仮に橋南と橋北の問題が起こった場合は、100年先まで禍根を残さないように話し合いをするのが市長の役目と思うのですが。
住民投票署名者の大半が、なにも建て替えをするなとは言ってないと思う。
コロナウイルスにより松江は観光業界の影響が大きいので各方面の税収の見込もない、しかもコロナ対策費としてどれだけの多額の市税が投入されるか分からない….何処からそんなお金が出るのですか?
そんな現状だから少しでも負担を減らすために、見直しをしてくださいといってるのです。
議会で了承している議員は勇気をもって、しがらみを捨て白紙撤回して欲しい。市民代表であることを忘れず
そうでなければ次回選挙の当選は望めないでしょう。
コメントありがとうございます。
私たちも、建て替えには賛成です。
ただ、今の計画が最善か?十分な議論がなされたか?そこが疑問なので、立ち止まって一緒に考えてほしいと訴えています。